サラリーマンの時、

酒の席で上司が「プラス思考」について語った。

靴を履く文化のない未開の地に、靴のセールスマンが派遣された。

一人の営業マンは、

「誰も靴を履いていない。とうてい売れる見込みはありません」

もう一人の営業マンは、

「誰も靴を履いていない。いくらでも売れる。早く靴を送ってくれ」

前者がマイナス思考であり、後者がプラス思考と言えます。

結果的に、どちらも靴が売れないかもしれません。

ただ、マイナス思考では利益の見込みは微塵もありませんが、

プラス思考では、大きな利益を生み出す可能性があります。

プラス思考は、自分に都合のよい解釈にも見えますが、

マイナス思考よりも、意欲や可能性という観点で優れています。



「AIは、人から仕事を奪ってしまうのではないか?」

これはマイナス思考の考えです。

堀江貴文氏の著書

「僕たちはもう働かなくてもいい」の中で、


いずれは「人が働かなくていい世界」がやってくると、

到来するAIやロボット社会を歓迎した考えを述べています。


奪われるという発想を持つ必要はない。

私たちの方から、AIやロボットの側に面倒な仕事を受け渡し、

我々は好きなことに没頭すればいい。

素晴らしいことではないか。

面倒な仕事をいつまでも続けていく人生を、自ら選ぶ人などいるのだろうか?



堀江氏は、明らかにプラス思考の人間です。

彼のビジネスにおける功績は、このプラス思考にあることが垣間見えます。



人生は思考で大きく変わります。

過去に捉われず、未来をプラス思考で受け入れることが、

現在を生きる我々にとって必要なことと思われます。


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